日経ヴェリタスの61面に「REIT価値緊急点検(上)」という特集が組まれてましたが、そんなのは今更言われなくても今の投資口価額が織り込んでいるでしょう。
それより目に留まったのが28面の小さい記事「『REIT、信頼回復へ統治改革を』、国交省のフォーラム、利益相反防止策を促す。」です。
不動産投資信託(REIT)市場で、投資家の信頼を回復するための取り組みが進みつつある。10日には国土交通省が主催する「投資家に信頼される不動産投資市場確立フォーラム」のワーキンググループが中間報告。ガバナンスの強化を訴える見通しだ。個別でも投資主(株主に相当)の利益を守るための仕組み作りがはじまっている。ここまで暴落してようやく動き出したかと言った感じですね。この取り組みにより、REITにおけるサステナビリティが確立されない限り、年金は動かないでしょう。
日本のREITは物件を保有する投資法人と、それを運用する運用会社が分かれている。投資主の利益を左右する経営判断は実質的には運用会社がしているが、運用会社には投資主とは別の大株主(スポンサー)がいる。このため投資家に、「投資主よりスポンサーの利益が優先されるのでは」と疑念を持たれやすい。過去に行政処分を受けた例もあり、投資家からはガバナンスの強化を求める声が出されていた。(後略)
2010年度以降の不動産ファンドへの投資を決めた事実はない=GPIF
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の企画部関係者は、GPIFが2010年度から新たに不動産ファンドに投資する方向で検討に入ったとの一部報道について、「不動産ファンドへの投資を決めた事実はない」と否定した。









投資家とスポンサーの利益の問題は、J-REITにとって難しいけど何とかしないといけない問題ですよね。
個人的にはここまで投資口価格が下がっているようなときには、自社株買いのように投資口を買うことができるようにするのも、おもしろいなぁと思います。
ぺこんぎんさんこんばんは。
>自社株買いのように投資口を買うことができるようにするのも
それは面白そうですね。
その場合、自社買いに使用した資金を損金算入可能な税制にすることもセットで必要ですかね。