PEGレシオに意味を見いだしてみる

PEGレシオはPERに成長率の観点を加えた指標です。

PEGR=PER÷成長率

昔からPEGレシオはよく聞きますが、詳しく説明している日本語のページはあまり見あたらないですね。
自分が見つけた範囲では用語集程度のものしかなく、
AllAbout
野村アセットマネジメント
ぐらいでしょうか。
成長率は経常利益成長率を使用するのが妥当でしょう。

双方ともPER=20、成長率50%なら、

PEGR=20÷50=0.4

と計算しています。
百分率をそのまま割ってる時点でPERに輪をかけて物理的意味を損ねてます。
百分率をそのまま割るのはやめて、成長率が50%の時、1.5とするのはどうでしょうか?

PEGR=20÷1.5=13.3

こうした瞬間、なにやら意味ありげな数値に見えませんか?

意味あるものに変化します。
結論から言うとPEGレシオを妄信してる人はがっかりすることになります。
続きを読むで

 

PEGR=PER÷成長率

の式ですが、PERは時価総額÷当期純利益です。

式をちょっと変形して
PEGR=(時価総額÷当期純利益)÷成長率

さらに
PEGR=時価総額÷(当期純利益×成長率)

ここで成長率=1.5と代入するなら「当期純利益×成長率」の部分って要するに来期の当期純利益です。

ということで
PEGR=時価総額÷来期当期純利益

つまりPEGレシオの正体は来期の予想PERに過ぎないのです。

本来、成長率は指数に対して指数関数的、対数関数的に影響を与えるべきですが、PEGレシオは今期含めて2年分しか織り込んでない指数ということになります。

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このページは、zillionaireが2007年1月13日 23:12に書いたブログ記事です。

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