よく耳にするのはROE(株主資本利益率)の方ですよね。
株主資本でどれだけ利益を上げたかという指標です。
他人資本(借金)で得た利益も株主のものですから、ROEの最大化は借金を増やすことでできます。
ところで、いくらROEがよくても、借金じゃぶじゃぶ企業は問題だし、経営者の能力としては他人資本も含めた総資産でどれだけ利益を上げたかではないのか?と思った人はROA(総資産利益率)を見ています。
じゃあROAだけ見てればいいのかというと、?です。
例えば現在、投下資金に対し年10%の利益が見込める市場があります。
この市場は需要旺盛だが高度な技術を持ってる企業しか参入できず後5年は続きそうです。
ここでこの市場に参入している2つの企業があります。
株主資本100億円で無借金経営の企業A(総資産100億円)
同じく株主資本100億円で株主資本比率50%の企業B(総資産200億円)
(B社の利息は2%)
A社は10億円の利益で、ROAは10%
B社は18億円の利益で、ROAは9%
どちらの企業が優秀に見えますか?
ROAでB社は負けてますが、B社の方が優秀に見えますよね。A社は無借金経営に固執し機会損失を出しているわけです。
ROEを見てみましょう。
A社のROEは10%
B社のROEは18%
これがB社が優秀に見える理由です。
結論
ROE、ROA、株主資本比率全部見ましょう。
例:
ROEは10%以上
ROAは3%以上
株主資本比率20%以上
ちなみにROE、ROAともに株価とは無縁のファンダメンタルな指標です。









>ちなみにROE、ROAともに株価とは無縁のファンダメンタルな指標です。
何故ですか?
cmoonさん。こんばんは。
式を見れば一目瞭然です。
株主資本利益率=(当期純利益÷株主資本)×100(%)
総資産利益率=(当期純利益÷総資産)×100(%)
このようROEやROAはPERやPBRやPSRのように株価と何かを比較した指標ではありません。株価が2倍、3倍になろうがROE、ROAは不変です。
ただ無縁というのは言い過ぎで、ROEやROAが低い企業は買わないという投資行動がある限り、ROEやROAが低い企業の株価は割安になっている可能性もあります。この辺はいつか記事にしようと思います。
短い質問ですがいろいろ考えるきっかけになりました。感謝します。
回答ありがとうございました。
自分も株式投資を1年続け最近また割安株への投資など本を読んで勉強最中です。その中でROE/ROAも注目して銘柄選択を奨めている方がいたので”株価とは無縁”を読んだとき意外性を受けました。でもよく考えると銘柄選択の指標と株価は違いますね。これからも当Blog参考にさせて頂きます。それでは。
失敗の疑似体験としてはもってこいですよ!
今は失敗体験を投資スタンスにフィードバックしてそれを実戦中です。
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